2015年5月27日水曜日

18世紀 白釉ムスティエのオクトゴナルプレート

不器用にも見える当時の技術。
それとも南仏だからなのか。

 それにしても表情のかわいい、素敵なプレートなんです。
うっすらピンクに見える白い釉薬は温かみのある雰囲気で、ホッと安心させてくれます。

大きさの比較です。
右下のはクレイユモントローのディナー用オクトゴナルプレート。
左上が今回ご紹介するムスティエの大型オクトゴナルプレートです♪


 ぽってり厚めの白い釉薬で、フチに薄っすらと斜めに飾りのつけられたお品です。

 気泡の穴などが何カ所か。



 表面は大変きれいな状態です。


 横から見てみると。。。

 斜めに傾げているのが分かりますね。
わざとではなく、単に当時の技術が足りなかったのではないかと。
思います。


裏側の様子。


脚のようなものがまだなく、刻印もありません。



 釉薬を乾かす際にできる跡や、単に釉薬のムラなど、
いろいろ不器用なところが愛着の湧くお品です。

やはり現代では見られない、こうした手作りの良さを感じることができるのがアンティークの魅力ではないかと思います。

 ユラユラ、ツルツルとした表面。

 修理の跡も特に見られず、

 経てきた年月の事を考えたら、完品ともいえるお品です。

 プロ用のアンティーク市で仕入れたプレートです。

 大変状態の良いお品です♪





ご売約済みです。
Merci !