2018年9月6日木曜日

18世紀 PONT AUX CHOUX ポントシュー 米粒レリーフ プレート 直径30.5㎝

ユラユラとフリルのような花形リムのプレートの、18世紀のポントシューのプレートになります。



米粒レリーフが素敵なお品です。

直径は約30.5㎝と大き目のお皿になります。





雰囲気も素敵な、でも18世紀のものとしては大変状態の良いお品です。




リムには製造時にできた素地のムラやキズが少し見られます。

大きなヒビや大きなカケは見られません。





まずは4面に分けた写真をご覧ください。









素地ムラやキズなど。




素地ムラやキズ、スレなど。

 



素地ムラやスレなど。





素地ムラやキズなど。

米粒レリーフの部分のに薄いシミのみられる部分があります。

薄いので、パッと見には目立ちません。
逆に古いものの良さがでていると感じていただけたら幸いです。

新品みたいにきれいだと、結局現代のジアンの米粒シリーズを買えばいいじゃないかって事になりますので。

いや本当に、新品みたいにきれいなものをお探しの方には現代の食器お勧めします♪

アンティークだからこそ、現代のものにはない何とも言えない雰囲気、人間らしさ、美しい佇まいなどが生まれるのです。





釉薬のムラか着色。





リムにシミ、キズなど。






リムにスレ、シミなど。





リムにキズ、スレ、シミなど。

横から見た様子です。







キズとスレ、シミの様子のアップ。





キズは全体ではなく、綺麗な部分もあります。





このユラユラがたまりません。
 




表面はツヤツヤです。





素地のムラが少し見られます。





浅めのカトラリーのキズが少し見られます。

キズがあまり付かなかったことを拝見すると、古い鋼鉄製のナイフではなく比較的最近の切れないフランスのナイフの跡でしょう。

近年に使われた事があるのだと思います。
 (私は使っておりません。(笑))



黒い斑点。



キズとシミ。





内側とリムの境目のエッジに擦れとシミ。






内側とリムの境目のエッジに擦れとシミ。




米粒レリーフの部分にシミが見られます。





こちらもシミの様子をお見せしたかったのですが、分かりにくくてすみません。

薄いシミで、米粒レリーフの部分に見られます。









素地ムラや黒い斑点。




素地ムラや黒い斑点。



素地ムラや黒い斑点。





素地ムラや黒い斑点。




素地ムラ。





サイドから見たところ。






多少高さの違う場所がありますが、そこが古いものの魅力。

均等ではないユラユラ加減が生まれるんです。

18世紀の人間が手作りで、まだ試行錯誤で作っていた陶器。

素敵じゃないですか。




 もう一度、表面ツヤツヤです♪





 米粒もよく見ると米粒同士の間には川みたいな細かなレリーフがまた施されていて、細かいんです。






米粒米粒言っていますが、フランスでは米粒レリーフで知られています。

でも、種レリーフと呼ぶ方もいらっしゃいます。






状態、よろしいでしょう。






大きいお皿は上にお皿を乗せて楽しむことができる。






こちらの一番下のお皿が今回の商品です♪


薔薇のつまみブイヨンボウルとソーサーは、次のブログでご紹介します。



☆☆☆



こちらの商品はオンラインショップでお買い上げいただけます♪




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オーナー☆イデコ

2018年9月5日水曜日

18世紀 SCEAUX ソー窯 お花の絵付け プレート

フランス王国18世紀のマニュファクチュール、ソー窯のプレートのご紹介です。


手描きのお花が絵付けされた素敵なプレートです。




ソーはパリ郊外に存在した窯です。
こちらのお品は1770年頃のお品になります。

約250年ほど前のプレートです。
現代まで残っていてくれたのは、持ち主だった方が大切にしてくださっていたからだと思います。

フクシア色のシュッとした手描きの縁取りとお花の手描きの柄が特徴的です。




リムはフリルの裾のようにフリフリしています。

美しいですね。



リムの角張ったところには全体的にチップまたは釉薬の削げが見られます。





まずは4面に分けてみましたのでご覧ください。











チップと釉薬の削げが見られる部分のアップ




チップと釉薬の削げが見られる部分のアップ




チップと釉薬の削げが見られる部分のアップ




カケのアップ




柄の詳細です。

お花は茎に棘のようなものが見えますので、薔薇ではないかと思います。

ブルーのお花は昼顔。




手描きのお花がこのようにグラデーションになって、繊細な絵付けです。





絵付けされた場所はぷっくり絵の具の様子が分かりますね。





失敗など出来なかった事でしょうから、相当な集中力だったのではないかと思います。





リムには3か所小花の絵。



















リムのシュッとしたフクシア色の絵付けもライン1本づつ描かれたのかと思うと気が遠くなります。

一気に描かないとリズムが狂ってしまいそうですし、はみ出したりしたらまたやり直し、だったのでしょうか。。。

尊敬に値する素敵な絵付けでございます。






釉薬のムラや金属の錆によるような着色。




釉薬のムラや金属の錆によるような着色。





表面はツヤツヤです。



18世紀のものにしては表面が非常にきれいで、使われていなかったのではないかと思います。





釉薬のムラや少しのキズ。





裏です。

直径はおよそ23.3㎝。




裏に見られる製造時にできる窯キズ。










釉薬はぽってり白く素敵です。





壁にかけて飾っていたであろう、金属製のフックの跡が見られます。




サイドからフチを見た様子。





サイドからフチを見た様子。





フチの釉薬の削げやチップのアップ。









もう一度言います。

ツヤツヤです♪





生きているお花のようにしなやかな絵付け。







壁にかけても






 置いて飾っても素敵です。

コレクションに、




また、これだけ綺麗ならたまにお使いいただくのも良いかもしれません。

(日常使いには向いていません。)





優雅な気持ちになる、美しい絵付けのプレートです。





☆☆☆





以上のお品ものはまもなくグルニエイデコのオンラインショップで販売となります。

詳細やお値段などは、UP後のオンラインショップでご覧くださいませ。



オーナー☆イデコ