2015年6月29日月曜日

19世紀初頭 オクトゴナル デザートプレート クレイユかシャンティイ・・・?

19世紀初頭の古いオクトゴナルのお皿のご紹介です。
デザート用の小さなお皿になります。
縦横約20㎝程。


どちらも年代の事を考慮したら大変状態が良く、ツヤツヤのきれいなお品になります。

キズなどはありますので、詳細はお写真をご覧くださいませ。


オクトゴナルとはフランス語で”八角”という意味なんですが、角が八つ。(あたりまえですね。笑)

美しいフォルムと、リムの小さなレリーフは、宝石をちりばめたような菱形の飾りです。


1820年頃以降のモントローのオクトゴナルは目にされている方も多いと思いますが、パール状の丸い飾りですよね。
今回ご紹介する菱形の飾りのオクトゴナルは、刻印がないのではっきりどこの窯かと言えないんですが、クレイユかシャンティイのものではないかと思います。

年代は1800-1820年頃の間になるのではないかと思います。



 アップにすると分かりますが、少しキズなどが見られます。

 おそらくナイフで付けられたキズ。


 表面はツヤツヤです。

 アップにするとやはり、うっすらとカトラリーのキズが見られます。


 そして角度により一部玉虫色にも見えるというかオイルのようにも見えるような部分があります。
昔の釉薬の風化によるものなのでしょうか。

 角には小さなキズやフチにもキズが少し。

 裏です。


 製造時のキズや表面の擦れキズなど。



 裏の擦れキズの様子。




 サイドから。




 表面のキズなどの様子。


 フチの内側のサークル状のラインあたりに、ナイフで付けられたようなキズ。













19世紀ならではの素敵な佇まいです。


宝石のように美しいオクトゴナルです♪



☆☆☆☆☆



MERCI !
完売いたしました♡

2015年6月27日土曜日

CREIL クレイユ クリームウェア 花形リム 少し大きめのプレート 直径約30.5㎝

クレイユの刻印の入った花型のプレートのご紹介です。


うっすら青い釉薬のクリーム色のお品です。
うっすら青い釉薬の白い食器は、とてもクレイユモントローらしい白なんですが、こちらはクリーム色というかオフホワイトと言うか優しい白です。
イギリスのクリームウェアの影響がとても強い優しいお色です。



CREIL時代の大変古いものになり、年代は1802-1818頃になります。



 フチに小さなキズや釉薬の剥がれなどが見られます。


 小さなものです。


 別の小さなキズ。
上の写真のアップ。


 フチの内側のラインにもナイフで付けられたと思われるキズがあります。


 上の写真のアップ。


 裏の様子。

 裏もきれいですね。


 艶も良く。


 裏の擦れ感。


 クレイユの刻印。


 表面の様子。


 表面に洗っても落ちなかった、曇り状の膜かシミなんでしょうか? もしくは釉薬の風化によるものが見られます。
古いものと分かっている方には、パッと見は気にならない程度のものです。


 少し曇っているようなものが見えるの分かりますでしょうか。
それと表面にはカトラリーのキズ。
でも艶はいいんですよ。


 フチ内側にナイフのキズ。


 斜めに入ったラインはヒビではなく、ナイフのキズ。
とフチの部分には製造時にできた釉薬のムラ部分。

 サイドから。


 フチの横にキズのある部分が見られます。


 フチのキズや擦れ感など。



アンティークの鋼製の刃で付けられたであろうキズ。
ディナー皿にしては大きい気がしますが、取り分け用には小さいような気も。
当時のナイフが良く切れたにしても、かなり力を入れて切っていたのでしょうね。。。



現在のフランスのカトラリーのナイフは切れません。
力を入れないと切れないので、使いにくいんですがお皿が傷つかなくていいかもしれませんね。笑

包丁もまたフランスのものは切れません。。。苦笑




美しいクレイユのお皿です♪



☆☆☆☆☆

完売いたしました♪
MERCI💛💛💛

オーナー☆イデコ