2018年11月12日月曜日

ギャルリー☆イデコ ポントシューをはじめとする18世紀の陶器たちレジュメ♪ Chapelle en arriere-automne展 11/17・18代官山

Galeries iDecoからセレクトしてお持ちする商品のまとめ、レジュメでございます♪

18世紀のもの自体がお品数少なくなっており、また高額なものが多くなります。
オンラインショップ用のお客様の為に全部お見せしておりますが、ネット上では実際の雰囲気とまた違って見えるかもしれません。
是非関東近郊または東京へいらっしゃる予定の方、是非実物を見にいらしてくださいね♪

☆ ちょっと訳アリ18世紀の陶器たち♪
https://galeriesideco.blogspot.com/2018/11/18-chappelle-en-arriere-automne-111718.html



 




☆ 18世紀 フランス北東部 お花とシードレリーフ 蓋つき三つ脚ミルクポット
https://galeriesideco.blogspot.com/2018/10/18.html



 


☆ 18世紀 PONT AUX CHOUX パリ ポントシュー窯 シュクリエ&ソーサー
https://galeriesideco.blogspot.com/2018/10/18-pont-aux-choux-chappelle-en-arriere.html


 



☆ 19世紀 教会のキャンドルスタンド ブロンズ製 セラミックのお花付き
https://galeriesideco.blogspot.com/2018/10/19-chappelle-en-arriere-automne-111819.html
 

 


そしてこちらも必ずお目をお通しくださいませ。m(__)m

☆ Chapelle en arriere-automne展 ご注意事項など 11/17(土)・18(日)代官山
https://grenierideco.blogspot.com/2018/10/chapelle-en-arriere-automne-111718_28.html


18世紀の陶器は大変貴重なものです。
会場をお持ち歩きになりませんよう、お決まりの場合で他の商品を続けてご覧になられたい場合はお声をおかけいただければ、こちらでお渡しするふせんにイニシャルなどをご記入いただき商品に貼らせていただきます♪
ご覧になられている際に破損などが起きてしまった場合にはお買い上げいただく事となりますので、何卒よろしくお願いいたします。m(__)m
Favorites!さんとの合同展示という事で、オープン時の混雑が予想されますのであらかじめお伝えしておきます。。。



 ☆☆☆


11/17()18()東京代官山で、アンティークFavorite!さんと写真家エリックペートルと3人展を開催します♪

是非お日にち確保して遊びにいらしてくださいませ。(*^^*) 




Chapelle en arrière automne


Antiques
Favorites! & Grenier iDéco, PhotoEric PETR






2018年11月7日水曜日

18世紀 イタリア クリームウェア お花のレリーフとメダイ プレートとポントシュー のプレートなど Chapelle en arriere-automne展 11/17・18代官山

11/17(土)・11/18(日)代官山へお持ちするお品ものたちのご紹介です♪

大変珍しい18世紀イタリアのクリームウェアになります。
イタリアのものが手に入るなんて、そうそうフランスではないので、自分で持っていたい気はしますが。。。

またイタリアのものだと聞いていますが、フランスのものだったりして?と思う事もまだあります。

隠し持っているのももったいないし、多くの方に見ていただけたらと思い、お持ちいたします♪




どこかフランスの18世紀のファイアンスフィーヌとは雰囲気が違います。

いずれも美しいのですが、イタリアらしいなにかがあるのでしょうね。





素敵でしょう~~~?
 
装飾が豪華なのはイタリアの方だと思います。

ルネッサンスもイタリアが本場。
それだけにレリーフの美しさったらないんです。





各4面ご覧ください。






ヒビもカケも見られません。





たださすがに18世紀のものとなると、一度も動かなかったわけはないでしょうから、それなりに風化は見られます。

フチにスレや黒ずみなど。

それでもこの年代のものとしたら本当に少しだけだと思います。




 上の写真で見られるのは、お皿の右下辺りに釉薬のムラのような部分があり、シミができています。






 アップにしてみました。

スレも見えますね。
シミというか黒ずみが少しあります。


再度申し上げますが、これほどまでにアップにしているという事は実際のお皿よりもかなり大きいとお考え下さい(PCの場合)。
スマホで見る分には小さく見えますが、拡大してみてくださいね♪






表面にきずもほとんど見られず、艶がいいのですが、のっぺりした雰囲気というか質感がまた面白いなと思います。






お花のレリーフのアップです♪


お花のレリーフは全部同じ柄ではなく、違っておりとても素敵です。





 レリーフの違いをご覧ください♡





この面は少し大き目のお花です。





ん?
これはなんのお花なのでしょうか~(笑)






そしてお花とお花の間にメダイヨン型のレリーフが模られています。





そして、メダイヨンの形がまた微妙に違います。(笑)


この、正確でないところが素敵でたまらないポイントなのですが、

現代であったらあり得ないお話になるのでしょう。





裏側。
裏はフランスと同じ脚の無いつるっとした底です。





スレや黒ずみなどが裏に見られます。






フチ裏にも擦れや釉薬のダマなどが見られます。






角にスレと釉薬の削げなど。





横から見ても、高さは均等ではなく大変人間らしさの出た18世紀のお品です。



イタリアのお皿の他にも、ポントシューなどをはじめとする18世紀のお皿をお持ちします。


 

18世紀リュネビルあたりの窯になるのでしょうか。

ツヤツヤなふたつのプレート。

ニョロニョロ伸びているお花のレリーフが素敵です。






一つ前で、訳アリ特集をしましたが、ヒビの入っていない方のプレートもお持ちします。






フチにカケなどは見られます。


おそらくポントシュー窯かサンクレモン窯のもの。


この2枚でも少し質感が違うように思いますが、窯の違いなのか年だの違いなのか、誰か教えてください、と言ってもフランス人でも分からないので、想像するしかないんですね。

すみません。









そして18世紀ランベルヴィレー窯のカップ&ソーサー。

デミタスにしては大きい、普通のカップにしては小さいと思うんです。

当時はココア用のカップとして使われていたのか、コーヒーでもエスプレッソではなくモカ用として使われていたものなのでしょうか。




#1個目の方のカップのフチにカケや小さなヒビが1か所。






#2個目は比較的良い状態ですが、やはりとても小さなヒビが1か所あった気がします。


面白いのが、19世紀以降はソーサーの上の方にレリーフがあると思いますが、 18世紀のランベルヴィレーのソーサーは裏にレリーフが施されていて、上からじゃ見えないんですよね。(笑)

当時の考えが今と違って、面白いなと思う一面です。

レリーフがきれいなおに裏返さないと見えないなんて。
もったいない。

そうそう、アメリカのアンティークショップの方だと思うのですが(ドル表示だったので)、このカップ&ソーサーと同じものを2450ドルで販売しているのを見つけてしまいました。
日本円で約245000円?!

桁間違えているんでしょうか。

 それともアメリカのアンティーク市場はお値段お高いのかもしれませんね。





今でも価値のあるものですが、大切に持っていていただいたらそのうちとんでもない価値が付くお品だと思います。






今回も素敵なものをお持ちしますので、お楽しみに♡
どうぞイベントの日までお小遣い貯めておいてくださいね♪


イベント用の展示品のご紹介は以上となります。





☆☆☆

11/17()18()東京代官山で、アンティークFavorite!さんと写真家エリックペートルと3人展を開催します
 
是非お日にち確保して遊びにいらしてくださいませ。(*^^*) 




Chapelle en arrière automne


Merci beaucoup !

2018年11月2日金曜日

ちょっと訳アリ18世紀の陶器たち♪ Chapelle en arriere-automne展

訳アリなのに、このお値段、という事にはなってしまうかもしれませんが、このお値段ではお買い上げになられない18世紀のお品ものたちになります。

って、分かりにくい。苦笑

今まで緊張しながら何を出店するの???って思っていらっしゃった方、ここは力を抜いていただいて結構です。(笑)

そう言いながら、緊張しているのはオーナーのイデコ。
オホホ~~~(;^ω^)

既に焦っている。

なぜだ!




すみません、本題に。。。汗

どこが訳アリなの?と思うほどに綺麗な側面。

こちらはおそらくシュクリエかボンボニエールだったのではないかと思いますが、蓋はありません。
フチのフォルムが真っすぐではないので、蓋は初めからなかったのではないかと思います。

米粒レリーフがポントシュウーらしい素敵なお品です。






そして反対側の側面にすると奥の方にラインが見えますね。

U字の大き目のヒビです。

貫通しています。

このヒビの部分は修理してありました。
おそらく繋ぎ目にパテのようなものを擦りこみ、その上からクリーム色の塗装がしてありました。

この修理方法はしばしばみるのですが、日本人が見たら子供が直したのかと思うくらいに不器用。
見た目がよろしくありませんでしたので、塗装はペンキ剥がしで剥がしました。






ヒビにはグラツキはなく、安定しています。

底の方にもアクシデントでできたようなヒビが1か所あります。
こちらはU字のものに比べたら小さなものです。

上の写真ですと右下の方に見えているラインがそうです。
良く見ないと分かりにくいですね。






脚のすぐ上ですね。
表から見たら分かりますが、位置的に下の方ですので、これまた探さないと分かりにくいヒビです。







内側の底の方です。

素地には黒い斑点と黒ずみなど。

カトラリーなどの金属片でできたキズでしょうか。








こちらがヒビのある側面です。


分かりにくいのですよ、側面からは。
内側を見ないと分かりにくいんです。







ものすごくアップにしないと分かりにくいのですが、側面から見た際には肉眼でも分かりにくいです。

4分割して見ました。
上の写真はヒビの始まりの左上の部分です。








そのまま続いて左下。











そのまま続いてヒビの右下部分。










最後にヒビの右上部分がフチまで続いています。

アップで見るとパテの跡が残っていますね。





サイドのシェルレリーフの飾りです。

根元に製造時にできたような小さな亀裂が見られます。






反対側も同じく。






こちらの商品はオンラインショップでお買い求めいただけます♪
http://ideco.ocnk.net/product/5191



続いては、デザートカップです。
カスタードや生クリーム、シャーベットなどに使われていました。






19世紀のものと聞いておりますが、18世紀のものかもしれませんね。
もしくは19世紀でも早い時期。。。







柄が4分割されていて、蓋の付いたカップです。


これも角度によっては難が見えない。。。






おーと早速難が見えてきました。







こちら側から見ると良く分かりますね。








後ろもです。








蓋は大変よろしい状態です。






蓋の裏から見ると、フチにカケが見られますが、釉薬が掛かっています。

製造時にできたものをそのままにして釉薬をかけて窯に入れたのでしょうね。

当時の職人さんからしたら、小さなもの、だったのかもしれません。







フチはさすがに、これすごいんです。








フチにカケやヒビなど。

こんなに大きなアクシデントの跡は、どうしてできたのでしょう。。。?

小さいものだし、落としただけではこんなにならないですよね?

いえ、落としてしまったら割れていた事とは思いますが。。。(^^;)






お花の優しい雰囲気のレリーフです。

なんのお花でしょうか。








内側も側面もツヤツヤです。
貫入と貫入に入り込んだシミが少し見られます。








フチのカケもすごかったのですが、サイドのヒビもダイナミックな。。。


落としたのでしょうかね?
なぜこのようになったのかが気になる。






他の個所のヒビ。

もうこれだけダメージがあれば、何があっても同じですよね。

そんな事はない、この程度なら大丈夫な範囲の方、また修理したら大丈夫、な方に♪
大切にしてくださる方へ♡







いくらダメージがあっても、何千円では済まされないのが18世紀のもの。

すみません。


こちらの商品はオンラインショップでお買い求めいただけます♪
http://ideco.ocnk.net/product/5194









これまた、綺麗なミモザとお花のレリーフプレート!


初めて扱った時からミモザのレリーフと言っていますが、これは勝手にイデコがそう言っているだけです。

でも他のお花の中に見えるのはミモザですかねやっぱり?






アイボリー色の花型リムもユラユラして美しい18世紀のプレートです。


おそらくポントシューかサンクレモン窯になるのではないかと思いますが、18世紀ものもはっきりした事が分かっておりません。






分かるのは大変貴重なものだという事。




代々大切にしてくださる方へ♪







そうそう、濡らさないと分からないのですが、大きなヒビが2本見られます。


この状態は仕入れる際に知っておりました。

少しお安めに仕入れていますので、ポントシューとしてはお安めに。
でもやはり高価なものでございます。


すみません。






こちらの商品はオンラインショップでお買い求めいただけます♪
http://ideco.ocnk.net/product/5186

金継、銀次、共継ぎなどして修理するかこのまま、そ~~~っと大切に扱ってくださる方へ♪

乾いていればヒビは見えにくいですので、ディスプレイとかにもよろしいかと思います。


金継はとても素晴らしい日本の伝統技術だな、と思います。
しかも金だから食用で使い続けることができる!

でもポントシューコレクショナーとしては、修理の目立つこの方法よりも同じ色合いで仕上げてくれる共継ぎなるものの方が個人的には好きです。

継いだんだよ~って、目立つより、目に見えない方が西洋の陶器はいいかなって、個人的に思います。


いえいえ、でも金継は本当素晴らしいと心の底から思っております。







とにかく難ありでも大切に大切にしてくださる方へ。。。♡






☆☆☆







Chapelle en arrière automne

AntiquesFavorites! & 
Grenier iDéco, PhotoEric PETR
『晩秋の礼拝堂』

~枯れ葉と戯れる天使たち・・・~



オーナー☆イデコ