2015年6月27日土曜日

アンティーク クリームウェア 花形リム 丸型 大きなプレート 直径約36㎝

クリーム色をした大型のお皿のご紹介です♪


 普通のディナー用のお皿は直径が25㎝程ですが、これは直径約36㎝の大型のお皿になります。
やさしいクリーム色が素敵なプレートです。



 年代は18世紀終わり~19世紀の初め頃。
まだ刻印がない時代のものではないかと思います。


 フチにはところどころ小さなキズや釉薬の剥がれが見られます。


 シミも一部見られますが、あまり目立たないものになります。





 フチの釉薬の剥がれ具合。


 釉薬のムラが少し見られます。
盛り上がっているところがあります。


 別の場所の釉薬の剥がれの様子。
上から見るとあまり分かりません。
下の写真は少し横目に見た感じです。



 横から見ると、こんな感じです。
そして、釉薬の剥がれの左側にフチに沿ったラインがあります。
この部分はアクシデントを受けた部分のようです。



上から見るとラインがT字に走っています。
釉薬のレベルで止まっているようですので、ヒビとまでは言いにくい感じです。
何度も洗ったり移動していますので、すぐにかけてしまう事はまずないかと思います。

 そのほかの部分にも小さなキズや小さな釉薬の剥がれなど。




 表面は、きれいです。
未使用とまでは行きませんが、古いものにしては大変きれいな良い状態です。
修復のあともないようです。


 アップにしてみた表面のカトラリーのキズ。笑




 裏の様子。
シミが一部左斜め下の方に見られます。
表側に見えるシミとは別の場所に位置しています。
いずれも薄いものです。


裏のシミの部分。

 裏もシミと少しのキズ以外はきれいです。


 これが表のシミ。
薄いので、写真では分かりにくいのですが。。。


 裏の製造時のキズ(右側)と、左側に見えているのはカケではなく釉薬の剥がれです。


 こんな風に。
釉薬の剥がれのアップ。

フチをサイドからみたところ。


古いものですので、多少歪みが見られます。



アンティークのお肉切り分け用のカトラリーセット。
19世紀のものは刃の部分が鋼製でとても鋭いんです。
飾りにおいてみましたが、実際にはお皿の上でお肉など切らないように♪ (笑)





佇まいの美しいクリームウェアのお皿です。


☆☆☆☆☆


MERCI💜💜💜
完売いたしました♪

オーナー☆イデコ


アンティーク クリームウェア 花形リム オーバル型 大きなプレート 42.5X31.5㎝

今回は、このクリームウェアの大きなオーバル皿のご紹介です。


 クリームウェアと言う名前は、クリーム色をした高級食器の事で、イギリスでは王室御用達の食器という事でクウィーンズウェアなどとも呼ばれます。
ウェッジウッドや古いリーズ窯の食器がこの優しいクリーム色です。

フランスでは高級ファイヤンスの意味となり、18世紀、19世紀に見られる王室御用達などの食器がこのように呼ばれていました。




 このオーバル皿は、刻印がないためにイギリスのものかフランスのものかはっきり区別が付けられませんが、19世紀初期のクレイユに非常に似ています。
そして、クレイユの刻印が入ったものと同じところで仕入れていますので、クレイユの可能性が大きいような気がします。

でも、ウェッジウッドかもしれないし、他の窯である可能性もあります。

 それにしても、年代の事を考えると、大変状態が良く。


 ちょっと釉薬にムラが見られたりなどの普通の不具合は見られますが。
(不具合と言っても、本当に小さなものです♪)

 こんな小さなフチのキズなど。

 釉薬の盛り上がりがフチに見られますが、探して探して見つけたものをアップでお見せしていますので、かなり状態がよろしいんです。


 表面も見てください。
キズが。。。?
ない!


 本当は薄いキズはあるのですが、ほとんど目立ちません。


 使われてきたはずだと思います。
それでこのキズのなさは。


もしかしたら修復済みなのかも知れません。

 きれいな方のフチ。
こんなにきれいだなんて。


 反対側のフチに擦れ感がやっと見られました。
なんだか風化していてくれてほっとするのも変ですが。笑


 フチに少し風化。


 裏までもきれいです。


 擦れて黒ずんだ部分がほんの少し。

 製造時にできるキズなども見られます。


裏から見たフチの部分。
写真では分かりにくくて申し訳ないのですが、シミのような釉薬の色むらのようなものが端に見られるんです。
私の目が悪いだけだったらすみません。苦笑



大型ですので、おそらく肉用のお皿だったのではないでしょうか。
お肉をこの上に乗せて切り分ける。
やっぱり肉用であったならばキズがあって当たり前なんですが、キズがあまりにないので、修復済みかもしれませんね。

それにしてもきれいになっているならば、逆に助かります。
上のカトラリーは肉を切り分ける用の大きめのカトラリーです。
肉切り用のナイフは鋼製で、鋭いですのでファイアンス製のお皿はすぐにキズがついてしまいます。
(上のは、ディスプレイ用で実際にはお皿の上でナイフは使っておりません。)

実際には、このお皿の上で切り分けるのは避けてくださいませ。(;^ω^)


艶も良く。
なんといってもやっぱりこのクリーム色が優しい色で素敵です♪


 マット感もありつつのなめらか~な表面。



 大型のお皿でこの状態は貴重です。


☆☆☆☆☆



MERCI !
完売いたしました♡